JR東海博物館

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JR東海博物館(ジェイアールとうかいはくぶつかん・仮称)は、東海旅客鉄道(JR東海)が2011年の開館を目指して愛知県名古屋市港区金城ふ頭に建設中の、鉄道に関する事物を展示する博物館鉄道保存展示施設)である。

概要

JR東海が本社を置く名古屋市は、2007年(平成19年)に「モノづくり文化交流拠点構想」を策定した。これは、産業技術の継承と人材育成、産業振興・産業観光の推進、および新たな都市の魅力向上を目的として、名古屋港金城ふ頭約60ヘクタールに交流拠点を設けるものであり、2011年(平成23年)より段階的な整備を計画している[1]

同市より参画要請を受けたJR東海では、2008年(平成20年)にJR東海博物館の開設を表明した。高速鉄道技術の進歩等を広く紹介することを目的とし、以下の3点をコンセプトとしている[2]

  • 高速鉄道技術の進歩の紹介
  • 鉄道が社会に与えた影響について学習する場を提供
  • 楽しく遊べるよう模型等を活用し、バリアフリーを徹底した設備

2009年(平成21年)8月に着工、開業は2011年春の予定である。館内には、同社が計画中の超伝導リニアモーターカーをはじめ、歴代の鉄道車両を展示するほか、新幹線や在来線電車のシミュレータや鉄道のしくみや歴史などについて展示コーナーを設置する予定である[3]

一方、同社が浜松市天竜区で営業している佐久間レールパークは、展示車両の本館への移動にともない2009年11月に閉園した。

展示車両

展示予定車両は次のとおりである[4]

JR東海博物館(仮称)展示車両一覧
型式番号 製造 車輌車号 保管場所 備考
MLX01 1995年 MLX01-1 JR総研 名古屋市港区に留置中(腐食試験)
0系新幹線 1971年 21-86 浜松工場
0系新幹線 1986年 16-2034 浜松工場
0系新幹線 1975年 36-84 浜松工場
0系新幹線 1983年 37-2523 浜松工場
922形式 1979年 922-26 JR西日本
100系新幹線 1986年 123-1 浜松工場
100系新幹線 1985年 168-9001 浜松工場
300系新幹線 1990年 322-9001 浜松工場
300系新幹線 323-未定 車両未定(先頭車)
955形式(300X) 1995年 955-6 浜松工場
ケ90形軽便用蒸気機関車 1918年 ケ90 名古屋研修センター
C57形蒸気機関車 1940年 C57 139 名古屋研修センター 準鉄道記念物
C62形蒸気機関車 1949年 C62 17 東山総合公園
ED11形電気機関車 1923年 ED11 2 佐久間レールパーク
ED18形電気機関車 1924年 ED18 2 浜松工場
EF58形電気機関車 1958年 EF58 157 浜松工場
モハ1形式 1922年 モハ1035 伊那松島運輸区
クモハ12形式 1927年 クモハ12041 伊那松島運輸区
モハ52形式 1937年 モハ52004 佐久間レールパーク
クモヤ90形式 1947年 クモヤ90005 浜松工場
111系電車 1962年 クハ111-1 佐久間レールパーク
165系電車 1963年 クモハ165-108 美濃太田車両区
165系電車 1967年 サロ165-106 浜松工場
381系電車 1973年 クハ381-1 美濃太田車両区
381系電車 1974年 クロ381-11 美濃太田車両区
キハ6400形 1912年 キハ6401 明治村 鉄道記念物(気動車の第一号)
キハ48000形 1956年 キハ48036 佐久間レールパーク
キハ82系 1965年 キハ82 73 美濃太田車両区
キハ181系 1968年 キハ181-1 佐久間レールパーク
スニ30形式 1929年 スニ30 95 佐久間レールパーク
オヤ31形式 1937年 オヤ31 12 佐久間レールパーク
オハ35形式 1941年 オハ35 206 佐久間レールパーク
マイネ40形式 1948年 マイネ40 7 佐久間レールパーク
オハ47形式 1954年 オハ47 2098 美濃太田車両区
オロネ10形式 1960年 オロネ10 27 佐久間レールパーク
国鉄バス第1号車(省営バス) 1930年 - 鉄道博物館 鉄道記念物(国鉄バスの第一号)

脚注