比治山

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比治山から広島市内を望む

比治山(ひじやま)は、広島県広島市南区に位置する標高およそ70mの小高い。市中心部における市民の憩いの場の一つである。

丘全体が比治山公園であり、園内には広島市現代美術館、全国初の公立の漫画図書館である広島市立まんが図書館展望台などがある。他に比治山陸軍墓地を始め、戦時の軍需拠点だった歴史を物語るように山のあちこちに戦没者を弔う石碑がある。

1300本のが咲く季節には、平和記念公園などとともに花見のスポットとして多くの人でにぎわう。開花時期にはぼんぼりが飾られ夜桜を見ることもできる。

目次

歴史

広島が五箇庄といわれていた寒村の頃には、現在の太田川デルタはほぼ海中であり、現在丘の部分がデルタに点在していた島々であった。 具体的には現在の中区白島(はくしま)が箱島(はこしま)、中区江波(えば)江波山及び江波皿山は江波島(えばじま)、南区黄金山(おうごんざん)仁保島(にほじま)、そして比治山は日地島(肘山・ひじやま)と呼ばれていた。

山の北側、現在広島市立まんが図書館がある広場は、通称・御便殿跡(ごべんでんあと)と呼ばれる。ここは1894年(明治27年)の日清戦争時に大本営とともに基町広島城内に併設された明治天皇の行在所(御便殿)を1909年(明治42年)にこの地に移したもの。昭和天皇即位直前の1925年大正15年)5月26日に、祖父の明治天皇ゆかりの地であるここに立ち寄って市内展望を行っている。それを記念して建てられた「皇太子殿下御展望記念碑」が現在もある。1945年昭和20年)8月6日原爆で広場の北側にあった建物は無くなったが、基礎の石垣部分は1980年半ば頃まで残っていた。その石垣の南側には1970年頃まで、動物小屋が幾つかあり小動物が飼われてミニ動物園のようになっていた。広島市安佐動物公園開園でそこへ動物は引き取られ小屋は撤去され、御便殿の石垣ともども現在は無い。

施設

アクセス

山のふもとの広島サティ3階から、比治山スカイウォークの動く歩道とエスカレーターで山頂まで行くことができる。

関連項目

外部リンク

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