リエージュ公

提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リエージュ公フランス語:Prince de Liège、オランダ語:Prins van Luik)は、ベルギー国王レオポルド3世が第二王子のアルベール王子、後のアルベール2世に与えた儀礼称号

リエージュ公の称号は、1795年に消滅したかつてのリエージュ司教領に敬意を表すとともに、1914年8月ドイツ軍の侵攻に直面したリエージュの勇壮な防衛を記念している。リエージュ要塞からの激しい抵抗はドイツ軍の進行を鈍化させ、攻撃に直面したフランス軍は、よりよい準備をすることができた。

アルベール王子は、1993年8月9日にアルベール2世として即位し、この日をもってリエージュ公の称号を持たなくなった。妻のパオラ王妃は1959年に結婚してから1993年にアルベールが即位するまで、リエージュ公妃であった。

言語共同体の論争が続いたため、2001年にアルベール2世はフランドル伯エノー伯、リエージュ公の称号を、異なる言語話者で構成される地域同士の衝突を避けるために、今後は王族に与えないことを決めた。したがって、アルベール2世は王家で唯一のリエージュ公である。

リエージュ公