サタワル島
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座標: 北緯7度21分28秒 東経147度02分14秒 / 北緯7.3579度 東経147.0373度
サタワル島(Satawal)はミクロネシア連邦のヤップ州に属するサンゴ礁の島である。ヤップ州でも最も東に位置しており、隣接するチューク州のプルワット環礁などとも往き来がある。
伝統的航海術の島
ミクロネシアやポリネシアには、星辰や風、波、生物相を読み取って遠洋航海を行う独自の航法術(スター・ナヴィゲーション)の伝統が存在するが、サタワル島はそうした航法術を最もよく残している島の一つとして知られる。特に1960年代末よりニュージーランドの文化人類学者・航海者・医師のデヴィッド・ルイス(2002年没)がこの海域で展開した研究活動は、こうした航法術の復興運動を強く刺激した。1969年にプルワット環礁の航法師ヒポアHipourがサイパン島までの航路を復活させると、これに呼応してレパングラップRepunglapとレパングルグRepunglugの兄弟が1970年にサイパンまで往復。さらに1975年にはレパングルグが航海カヌー「チェチェメニ」によって沖縄島までの航海を成功させ、その翌年にはマウ・ピアイルックがハワイからタヒチまでポリネシア式の航海カヌー「ホクレア」による航海を成功させた。
またレパングラップとレパングルグの兄であるジーザス・ユルピイは後にラモトレック環礁に移住して、長く絶えていたポゥの儀式を数十年ぶりに復活させるという歴史的な業績を残しているし、彼らの弟であるラプウィ・アムウィットは2001年、プルワット環礁において航海カヌー「セイロワン」を建造し、グアム島への航路を復活させている。

